MacBookなどのスリムベイのDVDドライブからソフトウェア的な障害でディスクが出せないとき

いっこ前の記事で、うまくいかなかったDVDのインストールディスクを作ったとき、MacBookからDVDディスクが取り出せなくなり焦った。

あまり見たことない起動のできなさ

イジェクトボタン、トラックパッドボタン長押しもきかず、PRAMクリア、コマンド+option、コマンド+s、Cキー起動、shift起動、などそういったいつもの起動オプション(T起動さえ)もいっさいきかず、ドライブがウンウンとうなって真っ白のまま止まってしまう。

おそらく、ほんらいの起動ディスクは正常(かどうかは厳密にはこの時点ではわからないけど)、DVDドライブ自体も正常だけど、中に入っているDVDディスクに異常があり、それをなぜか内蔵HDDやほかのディスクよりも優先して先に起動ディスクとして認識し、そこでエラーになってしまうようなのでした。これはもはや、ソフトウェア的なアプローチは不可能なのでは、と恐怖しました。

そこで考えました

「これはドライブまでバラすのか…」と、覚悟したくなかったので考えました。
バラす以外では最後の手段になると思うのですが、物理的にディスクの回転を止めれば、起動ディスクとして認識するタイミングをずらすことができるのでは…?

起動タイミングと同時に、このように、いらないディスクをつかって中のディスクをぎゅっとおさえて回転しないようにしました。なんとなく頃合いを見計らって手を離したら、運良くディスクが排出されました。もうほとんど奇跡の病気治しの気分でした。
ドライブが壊れるなどしてもおかしくはないのですが、たまたまうまくいきました。

もし同様のことで困っている人がいて、アップルストアに持っていくものイヤだとしたら、最後の手段でやってみてもいいかもしれません。もちろん保証はしません。
Macが起動しなくなったらまずは様々な起動オプションを試しましょう。

“MacBookなどのスリムベイのDVDドライブからソフトウェア的な障害でディスクが出せないとき” への2件の返信

  1. 荒技ですね(笑)

    とはいえ,ドライブベイ型のように「針を挿せば開く」わけではないので,
    このような情報は貴重です。

  2. コメントありがとうございます。精密機械でも、意外に頑丈だったりすることもありますよね。こういうのがうまくいったときはちょっと嬉しいです。

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