「星空はタイムマシン」だなんて、よく言いますが、これは光の早さが有限であるため、すべて夜空の星は、その距離に比例して、過去の様子を私たちに見せていることになる。100万光年先の星であれば、100万年前を見ていることになります。
もうすでに誰かが考えたかもしれないが、最近こんなことを思いつきました。
例えば、100光年(およそ100000000000万 キロメートル)先のどこかの恒星の衛星にすごーく大きな鏡をつけて、その鏡がこちらを向いたときを見計らって、地球上からものすごくよく見える望遠鏡でその鏡をのぞけば、200年前の地球の様子を覗くことができるはず。
これをもっと近くして、10光年先の星にすれば、20年前の、自分が子供の時の様子とかも見られたりするかも。
しかも、よくSFものである、タイムパラドックスも全く起こらない(はず)。これいいなあ、って、このごろよく想像してます。
もちろんそんなに見える望遠鏡は今はたぶんない。地球からの光が届くような鏡もない。それに10光年先の星まで行って帰ってくるには20年以上は確実にかかるので、もし光速で飛んでいって光速で帰って来てもその鏡には自分の背中か顔かなんかが映っていることになる。よく考えるとほとんど現実味がない。
だからもっと妥協して、もっともっと近い距離にして、 “過去を覗く方法” の続きを読む