長いお別れ

ふと、本屋のポスターで見かけたのだけど
レイモンドチャンドラーの小説、「ロング・グッドバイ」の村上春樹 訳が3/8に出るらしい。しかもハヤカワから。村上春樹をきっかけにそのへんのアメリカ文学をかじった身としては、なんだか複雑な気分。読みたいけど、読みたくない。

それでなんとなく、何年も前に読んだっきりだった「長いお別れ」(清水 俊二 訳)をもう一度読んでみたんだけどやっぱりよかった。自分もあれから歳をとったのでより味わい深くなっていました。訳もいい。自分が生まれた頃の訳だけど。

ところで、 フィッツジェラルドの「グレート・ギャツビー」 の村上春樹版がすでに出ていたのですね。こちらはぜひ読みたいものです。