年末に入稿してたので、そろそろ折り込まれ始めてると思います。
今回は表面は自分で絵を描いて裏面は自分で写真を撮ってというフルコースです。調理された食べ物を目の前にして描いたのはたぶんはじめてでした。公演情報はこちら。
ケンタロウ直伝…ホワイトシチュー!
料理家のケンタロウさんがやっている、TBSラジオの「ケンタロウのおいしいラジオ」という番組で耳にしたシチューの作り方をもとに、市販のルーを使わずにクリームシチューなどを今年の冬はよくつくるようになりました。
おもな手順
- 多めの油で肉や野菜などの具を炒める
- 小麦粉を投入して炒める(小麦粉大さじ1につき、牛乳1カップ)
- 火を止めて何回かに分けて牛乳をのばしながら注ぐ
- 火をつけて煮込む
- どこかでほどよく塩気を加える
これだけ。これを原則として、いろんな具を入れたりスパイスを入れたりコンソメの素を入れたりすれば自分の味付けになります。僕はまずローリエと黒コショウ、ナツメグは基本として、クリームチーズとか、オイスターソースなんかを入れてみたりしました。
ポイントは、具を炒めたところに直接小麦粉を投入するということ。こうすると小麦粉がダマになりにくいということらしい。
ケンタロウさんは料理の基本というよりは原則のようなものを少ないけど的確なことばでわかりやすく説明してくれるので、それがシンプルであればあるほど応用がいくらでもきくのです。教科書通りになんかやっていられない僕にはとっても相性がいいです。
ベシャメルソース(ホワイトソース)の作り方をすごく短く言うと、「小麦粉を油で炒めて牛乳で溶いたもの」になるそうです。言われてみればそりゃそうなんだけど、結局はこういうことですよ、ってスパッと教えられて、ハッと世界が広がったかんじです。確かにそういうようなことはやるのだけど、それだけでいいんだ。って。
そんなわけでこれからは勝手にケンタロウさんを料理の師匠とさせてもうらうことにします。
師匠は自称、「焦げ目フェチ」だとおっしゃっていて、油の多い肉などを炒める時には焦げ目をしっかりつけないと気が済まないそうです。僕はまだうまく焦げ目をつけられません。
何を入れても合いそうですが、これは白菜、タマネギ、しいたけ、にんじん、オクラ、鶏肉
小麦粉を油で炒める、といえば、カレー(欧風カレー)がそうなのだと気づき、その調子でカレーもつくりました。タマネギ、ピーマン、鶏肉(ササミ)。
シチューでもカレーでも、市販のルーを使わなくてもかなりかんたんにできます。塩や油の量を調整できるので、さっぱりからコテコテまで自由自在です。
明けたけど、2008年おもしろかった本
本当は年末にやることかもしれないけど、明けてしまいました。
2008年読んだ本にはとってもおもしろいものがたくさんありました(といっても2008年に出版された本は少ないです)。その中で個人的に特にこれ、というものをあげさせていただきます。
カートヴォネガットの一連の作品がおもしろかった。まだ数冊読んでないのがあるけど、けっこう読みました。どれもかなりよいですが一番好きなのは「スロータハウス5」。第二次世界大戦+宇宙人+タイムスリップなどという、一見むちゃくちゃなつくりなのにすごく説得力があっておもしろい。不思議な小説。
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漫画で、高野文子「黄色い本」。高野文子はいままで読んだことなくて今年初めて読んだのだけど、びっくりしました。漫画ってこんな表現もできるのか。
[tmkm-amazon]4063344886[/tmkm-amazon]いまやってる漫画では「へうげもの」が熱いです。
思想系では、2007年から2008年にかけて内田樹、斎藤環の本などをたくさん読んでとっても刺激的だったけど、さらに新たな視点としてオートポイエーシスについての本がおもしろかった。この本によるとオートポイエーシスは科学ではない(科学の枠ではとらえられない)らしい。
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などなど、2008年もかなり読書を楽しみました。お金を使わずに図書館でかなりいろいろな本が借りられるのでどんどん借りてどんどん読めます。
そのほか僕のおすすめの本はてらべの本棚をよければご覧下さい。
謹賀新年
らくたんとツァーリパン
「らくたん」も「ツァーリパン」も、なんのことやらわかりません。
夢うつつから覚めたときに、意味のわからないことばが残っていることってありませんか?場面も何もなく、ただへんな単語が残って、もともと意味がないので書き留めておかないと忘れてしまう。たまたま書き留められたものを自分宛にメールしておいたものが「らくたんとツァーリパン」で、一連の句になっています。
「らくたん」は「落胆」ではなく、「らく」にアクセントがあり、「ノンタン」とかと似たような語感。
「ツァーリパン」も「ツァーリ」部分にアクセントがあり、ひょっとしたらロシアとかの、あの「ツァーリ」(皇帝≒カエサル、シーザーと同じ意味)と関係があるかもしれません。ちょっと前まで「酔どれ列車、モスクワ発ペトゥシキ行」っていう小説読んでたし(ツァーリはほとんど出てこなかったと思うけど)。でもパンくっつけちゃったらなにがなにやら。
かっこよく言うと、象徴界優位の無意識の中で起こりがちなことで、音(シニフィアン)だけがあってそれに伴うイメージ(シニフィエ)がない状態、ってことになるんだと思う。
ナイスCDです
今週木曜からはじまる澤田さんたちのユニットgood morning N°5「アタシが書くから アンタが演りなっ!」のCDのデザインしました。コンセプトはもちろん、「ナイスサーティー!」です。
4曲入り。会場で500円で買えます。
チケットはこちらから買えますよ〜。
celabration conpact disc 「Nice 30 Ture Love」
表面ジャケット
透明ケースで盤が見えます。
僕はシャイニー
春日 100
以前からとりあえず安〜くクラシックギターがほしかったんです。
先日、立ち寄ったリサイクルショップで、かなりぼろっちいクラシックギターを見つけました。サウンドホール(ギターのボディにある穴)に「春日」というロゴと「100」のナンバーが書いてありました。それにボディにUSCというステッカーとネックの付け根に明らかにマジックで書かれた「恋」という字がありました。
1800円だったのでその安さと、その謎ぐあいで買うことにしました。
ネットで調べると、今はない春日楽器製造というメーカーの「春日 100号」というギター(普及器)なんじゃないかと。はっきりしたことはわからないけど30〜40年前のものかもしれません。でもそれもラベルが微妙なので本物かどうかは分かりません。
弦を替えたらちゃんと音は出たんだけどペグ(糸巻き部分)がおかしかったので、1450円のパーツを買って付け替えました。弦はいずれ替えるものなのでそれを含めずに計算すると、計3250円でクラシックギターを入手できました。
弦を替えたりペグを替えたりしてるうちにだんだんきれいになってかなり満足です。ただしネックがちょっと反ってました。
とりあえずは高校生のときにエレキギターで練習してた「禁じられた遊び」を再練習です。
全貌とパーツの付け替えの写真などをここにアップしました。
アクセスしづらかったみたいでした
日曜午前あたりから昨日、月曜夜くらいまでこのブログにアクセスしづらくなっていたようです。失礼しました。そのあいだに僕は風邪を発症して、ほぼ治りました。