Crucial M4 SSD をMacBookProに載せたら…遅くなって、使い物にならなくなった!?

HDDからSSDに

SSDの価格もかなり下がって、寿命問題などもそんなに心配しなくてもいいのでは?などの声を聞くようになり、そろそろ僕のMacBookProもSSDでいこう!と勇んで
Crucial M4 256GB 2.5inch SSD SATA6GbpsをMacBookPro13inch(early2011)にセットして、Lionのクリーンインストールまではかなりスムーズにいった、だが、なにかがおかしい。

おかしい、これはいくらなんでもおかしい

起動からして感じは違うけど、そんなにはやくない。っていうか、なんか、ちっとも速くない気がする。一瞬、お、はやい!って瞬間があるくらいで、お世辞にも、ネットでみなさんが体験しているほどは速くない。いやいや、まったく速くなっていないどころか、なにかをインストールするにつけ、プチフリとはもはや言えない中くらいのフリーズが起こりまくって、クリーンインストールから小一時間ほどでまったく使い物にならなくなってしまった。

原因と対策を調べるしかない

プチフリ対策で調べていた段階では、trimだとか、ジャーナリングがどうとか、なんとかいろいろでてくるけど、遅さぐあいがまったくシャレにならなくなってきたので、さすがにこれは関係ないだろうなあと思えてきた。
ファームウェアが古いと不具合があるなどの記事もあった。ところが、現在のバージョンはメーカーサイトでも最新の「000f」。(Mac側のファームウェアも最新。)

そして、ようやくそれらしき解に

何時間か悩んだあげく、こちらに文字通りの、“Do not update crucial m4’s firmware to 000F”という記事を発見!
どうやらファームウェアのバージョンを「0309」に下げればいけるということみたい。やはりMacBookPro13inch(early2011)で起こっている現象のようだ。
こちらの公式フォーラムにもあった。
でも、「うちは問題ないよ〜」的な意見もあるなあ。

公式サイトではなかなか見つけられない、古いファームウェアへのリンクはこちら

たぶんこれでいけるんじゃないかと、正解に近づいたような気がするんだけど、どうなんだろう?とりあえずやってみよう。(ちなみにこの段階で、SSDはフォーマットし直し、OSX Lionも再インストールしたけどそれはたぶん意味がなかった。)

まだいくつかの壁があり

このファームウェアのアップデート(ダウングレード)ってのがなかなかうまくいかない。アップデータのイメージファイル、手近にあったDVD-RWだとうまくいかなかった。ボリュームとしてマウントはされるけど、起動しても画面真っ黒。
公式の説明にはCDROMと書いてあるので今度はCDに焼いてみた。
すると起動はするようになったけど、公式の説明のような動作はせず、途中で止まってしまう。

ここで、僕のMacBookProの特殊な事情を考える。僕のMacBookProはDVDドライブが故障していて使えなくなってしまったものなので、Locitecの外付けの読み込み専用ドライブLDV-P8U2LRDでインストールディスクを読み込んでいた。
これが原因ではないかと。ビルトインのドライブならうまくいくのではないか。

そこをなんとか乗り越えるために、力技で、健康に正常に動作している白いMacBook(late2007)に起動用CDRを挿入し、使っているHDDを引っこ抜き、問題のSSDをつっこんで起動させたらうまくいった。アップデート(ダウングレード)のみおこなって、すぐに取り外した。結果的にはそれが原因だったようで、ようやく、
「おお、爆速!!」の声を遅まきながらあげたのでした。

今後の課題

基本的に快適だが、それでもなんかたまにプチフリってのをする感じがした、けどしばらく使っていると落ち着いてきた。spotlightの書き込みとかそういうのでひっかかってるだけだろうか。
それでもいわゆる「プチフリ対策」ってのはやってみようと思います。手始めに、TRIM ENABLERをインストールして使っています。

今日しばらく使っているうちに、プチフリ的なものは次第になくなってきていて、たんなる爆速なMacになってきました。アップルストアの店頭にあるMacをいじっているかんじです。

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